施設情報 Facility information
持続可能な循環型社会の構築に向けて
本施設は、循環型社会を構築する新たなごみ処理システムの中核を担い、市内から排出される一般廃棄物を適正に安定的かつ経済的に処理し、エネルギーの有効利用の促進と環境負荷の低減を図るとともに、近年頻発している地震や水害等に対応した機能を備えることでシステムの強じん化を図った施設です。
ごみ焼却により発生する熱エネルギーの有効活用を可能とする高効率発電システムを導入し、効率的な発電を行います。市内で発生する燃やすごみについては、できる限りエネルギー回収し電気や熱として活用することで、脱炭素社会の実現に努めます。
また、燃やさないごみ・粗大ごみについても、可能な限り資源化の向上に努め、資源となる金属等の回収や再生利用を行います。
事業概要
施設名称 | 中之島信条クリーンセンター |
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所在地 | 新潟県長岡市中条新田1080-2 |
敷地面積 | 22,830㎡ |
事業期間 | 令和2年3月26日〜令和21年3月31日 |
設計建設 | 令和2年3月〜令和6年3月(4年間) |
竣工年月 | 令和6年3月 |
運営期間 | 令和6年4月〜令和21年3月(15年間) |
事業者 | 長岡環境テクノロジー株式会社(SPC:特別目的会社) |
事業方式 | PFI(BTO)方式 (Build:建設、Transfer:所有権移転、Operate:運営) |
施設の特長
1安全・安心な施設
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❶最新技術で公害防止基準を遵守
- 自動燃焼制御により、窒素酸化物・一酸化炭素・ダイオキシン類の発生を抑制します。
- 排ガス処理工程で活性炭を吹き込むことで、ダイオキシン類・水銀を安定して除去します。
排ガス基準値
ばいじん 0.02g/m³N 硫黄酸化物 100ppm 塩化水素 100ppm 窒素酸化物 100ppm ダイオキシン類 0.1ng-TEQ/m³N 水銀 30μg/m³N ばいじん 0.02g/m³N 硫黄酸化物 100ppm 塩化水素 100ppm 窒素酸化物 100ppm ダイオキシン類 0.1ng-TEQ/m³N 水銀 30μg/m³N (乾きガス、酸素濃度 12% 換算、1時間平均)
- ごみ処理、洗車などに使用された水は場内の排水処理設備で処理します。処理した水は場内で再利用水として使用し、余剰水は下水道へ放流します。よって周辺河川への影響はありません。
- ❷カナデビアの「遠隔監視・運営支援センター(大阪)」がオンラインでの接続により、24時間体制でごみ焼却施設の安定稼働を支援します。
2環境負荷の少ない施設
- ❶高効率発電システムにより、「発電効率最大17%以上」、「年間発電量12,000MWh(一般家庭約4,000世帯分)以上」を実現します。
- ❷CO2排出量を年間約4,000t削減(一般家庭からの排出量約1,400世帯分)します。
- ❸風力選別機を併用した破砕・選別処理により、不燃ごみ・粗大ごみの資源化率16%以上を実現します。
(ごみに含まれる鉄を90%以上、アルミを60%以上回収)
3施設の強じん化
- ❶大規模災害を想定した強じんな施設です。
- ❷浸水深さ最大3mを想定した浸水対策を行うことで、早期に運転復旧が可能です。
4一時避難所としての機能
- 災害時には避難者が安心して過ごせるよう、大会議室・見学者ホール・見学者通路を開放し、避難スペースを確保(飲料水・食料・毛布などの必要物資を備蓄)します。
5越後平野の風景に溶け込む外観
- 建物は自然・田園・集落景観に調和する落ち着いた彩色とし、煙突は信濃川流域の火焔(かえん)型土器をモチーフとした象徴的なデザインを採用しました。
施設概要
ごみ焼却施設
対象廃棄物 | 燃やすごみ、破砕可燃残渣等 |
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処理方式 | ストーカ炉 |
処理能力 | 82t/日(41t/24h×2炉) |
発電設備 | 高効率ごみ発電設備 |
発電能力 | 1,910kW(蒸気タービン発電機) |
不燃・粗大ごみ処理施設
対象廃棄物 | 燃やさないごみ・粗大ごみ等 |
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処理方式 | 二軸せん断破砕機、高速回転破砕機 磁力選別機、アルミ選別機 |
処理能力 | 21t/日(21t/5h) |